四谷大塚リトルスクールの冬期講習〜塾選びの参考になるか〜
他の塾にお通いの方、これから塾選びを始める方、四谷大塚リトルスクールの冬期講習の内容が気になりませんか?
すでに四谷大塚リトルスクールにお通いの方は、校舎によって違いがあるのか確認してみませんか?
今回は通常授業との違いに着目して冬期講習を紹介して行きたいと思います。各塾の入塾説明会を前に冬期講習を塾選びの判断材料になさる方がいらっしゃると思いますが、果たして本当に参考になるのでしょうか?
通常授業について書いたこちらの記事と比べて読んでいただけるとわかりやすいかと思います。
日程
年内1クラス、年明け午前午後で1クラスずつで計2クラス、合計3クラスです。普段通うクラスで冬期講習のクラスがいったん振り分けられ、その後に希望を出して冬期講習のクラスを移動する、という流れになります。
年内のクラスが大人気で早々に締切になるので、注意が必要です。
それから、親のスケジュールを調整しておかないと、送り迎えやブリーフィングに支障が出るので気をつけましょう。
クラスのメンバー
普段のクラスも冬期講習のクラスもレベル別に分かれているわけではありません。日程だけで分かれているクラスです。希望を出してクラスを移動しているお子さんがいらっしゃるため、メンバーはシャッフルされています。
テスト
夏期講習は最後に確認テストがあったらしいのですが、冬期講習はありません。勉強した内容は次回のリトルスクールオープンに反映されるんだと思います。
席順
普段のクラスでは席は自由ですが、冬期講習中は席が決められていたそうです。理由は分かりませんが…素行が悪い子が隅っこに追いやられているような…?
学習内容
普段は1コマ75分で算数だけもしくは国語だけですが、冬期講習は1コマ90分で算数と国語両方勉強します。
冬期講習では両科目とも実戦形式の練習問題を決められた時間内で解くというものがあります。算数の練習問題は前日の授業の復習を含んだものとなっていました。この問題の採点は、普段は先生が全て行ってくれますが、国語は冬期講習では解説を聞きながら自己採点となります。
復習・宿題
量も質も普段の授業よりも少しアップしています。さらに、明日までに終わらせなければならないというプレッシャーがあり、親子共に厳しく感じました。冬期講習中はあらかじめ他の習い事を振り替えておいたほうがいいでしょう。
また、通常は月初にその月に使う教材の解答をいただけますが、冬期講習は最終日まで解答をいただけませんでした。そのため、普段は親が宿題の採点をしますが、冬期講習では先生が宿題の採点をしてくださいます。
冬期講習は塾選びの参考になるか
全く参考にならないと思います。冬期講習は塾選びのために行くのではなく、単に冬休みにたくさん勉強するために行くものと思ってください。
■クラスの雰囲気
普段のクラスがシャッフルされているので、参考になりません。
先生曰く、雰囲気はクラスによって全然違うそうなので、ぜひ、実際に通うことを検討している曜日・時間の通常授業に体験で入って、そのクラスの雰囲気を確認してください(ただし、2月には普段のクラスもシャッフルされてしまうんですけどね…)。
実際、我が子が普段通うクラスは落ち着いている子がほとんどですが、冬期講習のクラスは我が子以上に素行が良くないお子さんが二人ほどいて、雰囲気がいいとは言えませんでした。
■先生
いつもの担任の先生が冬期講習も担当してくださいましたが、これはたまたまだと思います。外部生がいないクラスなのに、初日のブリーフィングで先生がご自身のお名前をわざわざおっしゃってご挨拶されたことから考えると、先生もシャッフルされていると推定できます。
ですので、冬期講習の先生が良かったからもしくは悪かったから、というのを判断材料にしないほうがよいでしょう。
■復習・宿題
上記の通り量・質共に普段の授業よりも少し上がっているため、いつもはこんなに厳しくありません。また、解答が手元にないため、復習時に適切なアドバイスができているか確信が持てませんでした。
普段はもっと楽に復習ができます。冬期講習だけ受講して「四谷大塚は厳しい・めんどくさいから断念しよう」と思ったら、それは勘違いです。