広尾学園小石川 オンライン説明会

申し込み・形式

申し込むと動画のURLと資料のURLがメールで送られてきます。

生徒主体で作られた学校紹介やZoomを利用した生配信を行う学校もありますが、広尾学園小石川は学校主体あらかじめ作られた動画を配信する形式でした。

学校としての教育理念や先生のお考えがよく伝わってきます。どちらかというと保護者向けの説明会です。

広尾学園との関係

16名の教職員・2名の理事職が広尾学園から異動されたそうです。

「広尾学園と同等・同質の教育を目指す。」

「広尾学園との地域的住み分けである。」

「広尾学園の教育を受ける機会が広がった。」

と、校長先生が広尾学園との関係性を強くアピールされていました。

無学年制の講座

夏期講習(16日間)の講座は無学年制と学年指定があり、無学年制では先取りも復習もできます。例えば、高校1年生が大学受験用の講座を受けることもできるし、高校3年生が苦手教科を補うために基礎講座を受けることもできます。英検などはそもそも中学も高校も関係ないですからね。

現役大学生との接点

現役大学生が自習室のサポートをしてくれます。チューターを務めるのは広尾学園の卒業生や和敬塾(連携を結んでいる男子学生寮)の塾生たち。

大学生との接点を持つことで生徒たちは刺激を受けることでしょう。

入試

募集定員120名に対して3801名の出願があり、倍率が115倍という受験回もあったそうです。

性別は合否判定に全く考慮しておらず、結果として男子43.9%、女子56.1%となりました。

今は高校募集がありますが、今の中学1年生が高校に進学するときに高校募集を停止し、完全中高一貫となります。

ICT

入学時にMacBookを購入し、英語の長文を翻訳したり、スプレッドシートやGoogleClassroomを使用したりするそうです。Googleのアプリを使うのならChromebookでも良さそうなのに、あえてMacBookというのがかっこいいですね。

フルオンラインの授業にも対応しています。

定期テスト

大学入試の過去問を学年に合わせて改題したものを出題するので、大学入試に直結するものとなっています。

先生方の研修

隔週で授業研修と入試研修、夏休み・冬休み・春休みに教員研修を受けていらっしゃいます。

ここでも広尾学園と連携して人材交流を行なっているようです。

説明会では触れられませんでしたが、HPによると、授業研修とは教科指導力を鍛えるもので、入試研修とは教員自身が大学入試問題を受けるもの、ということでした。

昼食

説明会では触れられませんでしたが、気になったので学校案内で確認しました。

昼食は弁当です。校内で弁当を購入することもできます。

男子の特性上、家弁は午前中でなくなってしまい、昼は学校の弁当を買うなんてこともあるんでしょうか(早弁は禁止なのかな?)

感想

母イチオシの学校です。来年以降の文化祭が楽しみ。

広尾学園と同等・同質の教育が実現できるなら、偏差値は上がっていくと思います。あんまり上がりすぎるとうちの子は受からなくなってしまう…。

行ってみた

近くに行く機会があったのでエントランスを見てきました。きれいですが、思ってたよりこじんまりしています。あと、HPや学校案内では電柱・電線を消していますが、実際は景観を損なう感じで存在しています。

入り口の奥のホワイトボードには校長先生からのメッセージが書かれています。不審者として通報されないように遠くから見ただけなので、なんて書いてあるかまではわかりませんでしたが、熱い校長先生ですね。